トップページ露国都市人口往来記シベリア連邦管区・市別人口の推移連邦構成体一覧
旧・アガ・ブリャート自治管区(地理概況と人口データ)
チタ州に所属)

地理概況
位置 隣接する連邦構成体
シベリア連邦管区
名称 アガ・ブリャート自治管区 Агинский Бурятский автономный округ
[アギーンスキー ブリャーツキー アフタノームヌイ オークルク]
創設 1937年9月26日。2008年3月1日、チタ州と統合。ザバイカリエ地方の一部に
中心都市 アギンスコエ町
総面積 19,592平方キロ
総人口 2002年10月9日(国勢調査)   72,213人 2008年1月1日    76,383人
都市人口 2002年10月9日(国勢調査)   25,510人 2008年1月1日    29,250人
地理状況 外バイカル(ザバイカリエ)地域に位置し、チタ州の一部をなす。西部にダウルスキー山脈、モゴイトゥイ山脈があり、最高点はアルハナイ山の1663m。南部は起伏の緩い沿オノン平地が広がる。自治管区の主要河川は、オノン川とその支流イリャ川、アガ川。南部には無数の小湖沼。
気候 厳しい大陸性気候。冬期は寒冷で少雪、夏季は暑い。1月の平均気温は−24度。7月の平均気温は+18度。年間降水量は約400mm。
資源 非鉄金属の産地。
主要産業 牧畜が主産業。タングステン鉱と精鋼を行わう選鉱コンビナートがある。その他、林業、建築材料生産。
交通 自治管区東部をシベリア鉄道のチタ州カルィムスコエと中国国境の同州ザバイカリスクを結ぶザバイカリエ鉄道が縦貫。
行政区画 2002年10月現在
3地区
2008年1月現在
3地区
市町村数 2002年10月現在
4都市(4町)、35行政村
2008年1月現在
4都市(4町)、35行政村


アガ・ブリャート自治管区の都市、地区一覧

人口は2002年10月9日国勢調査結果、2008年1月1日推計による
町名 人口 ロシア語表記 [地名発音]
2002年 2008年
地区、およびそれに属する都市 (  РЦ  は地区の中心
モゴイトゥイ地区
РЦ  モゴイトゥイ町
27,386 28,343 Могойтуйский район [マゴーイトゥイスキー ラヨン]
 モゴイトゥイ町 8,586 10,206 Могойтуй [マゴーイトゥイ]
アギンスコエ地区
РЦ  アギンスコエ町
29,511 32,104 Агинский район [アギーンスキー ラヨン]
 アギンスコエ町 11,717 13,879 Агинское [アギーンスコエ]
 ノヴォオルロフスク町 2,859 2,978 Новоорловск [ノヴァアルローフスク]
 オルロフスキー町 2,348 2,187 Орловский [アルローフスキー]
ドゥリドゥルガ地区
РЦ  ドゥリドゥルガ村
15,316 15,936 Дульдургинский район [ドゥリドゥルギーンスキー ラヨン]


1989年以降の行政組織変更 (2008年1月1日現在変更なし)

変更事項 所属 変更のあった都市または旧都市など 地区
1989年1月12日の地区・都市数 3 0 4
2008年1月1日の地区・都市数 3 0 4
関連ページ: 行政区画別人口 アガ・ブリャート自治管区


都市人口ランキング
1989年1月12日 人口
1 アギンスコエ町 9,156
2 モゴイトゥイ町 7,175
3 ノヴォオルロフスク町 5,368
4 オルロフスキー町 3,435
都市人口合計 4都市 =4町) 25,134
2002年10月9日 人口
1 アギンスコエ町 11,717
2 モゴイトゥイ町 8,586
3 ノヴォオルロフスク町 2,859
4 オルロフスキー町 2,348
都市人口合計 4都市 =4町) 25,510

2005年1月1日 人口
1 アギンスコエ町 12,599
2 モゴイトゥイ町 9,099
3 ノヴォオルロフスク町 2,881
4 オルロフスキー町 2,171
都市人口合計 4都市 =4町) 26,750

2008年1月1日 人口
1 アギンスコエ町 13,879
2 モゴイトゥイ町 10,206
3 ノヴォオルロフスク町 2,978
4 オルロフスキー町 2,187
都市人口合計 4都市 =4町) 29,250


この自治管区は、名称から分るようにモンゴル系のブリャート人が多く住む地域です。 1989年の国勢調査では、
1989年国調結果 自治管区全体 アギンスコエ町
総人口 77,188 100.00 9,156 100.00
ブリャート人 42,362 54.88 4,568 49.89
ロシア人 31,473 40.77 4,142 45.23
と記録されており、ブリャート人が過半を占めていることが分ります。


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