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ウラジオストク金角湾の入江。向こうに見える山は、東ボスポラス海峡対岸のルースキー島。
1991年8月14日撮影

1991年夏のソ連・ウラジオストク。完全開放を翌年に迎えながらも、まだ軍港として永く閉鎖されていた面影を色濃く残していました。
予定されていた「金角湾クルーズ」も直前にキャンセルされるなど残念なこともありましたが、19世紀の欧風の街並みが残る市街を自由に歩けたことや、港と市街を一望できる丘からの絶景が見られたことは収穫でした。
翌1992年9月、ソ連は既になく、再訪したウラジオストクには、新生ロシア連邦の極東の玄関として開放され、それからの変化を予感させる活気を確かに感じられました。「金角湾クルーズ」も遂に実現。
あれから10余年、今では「昔話」となった(であろう?)当時の写真をお楽しみ下さい。

    1992年9月当時のレート: 1ルーブル (旧)=約 1円

港内から見たウラジオストク金角湾北岸

敦賀を出港した船は25時間後にウラジオストクへ入港。ウラジオストク港には金角湾という入り江が深く切り込まれ、写真は金角湾の北岸で背後に標高138mの山が見える。この一帯は海軍の艦船が多く停泊していた。
1992年9月12日撮影
ウラジオストク中心街

ウラジオストクの中心部「革命広場」とその周辺で、グム百貨店が見える。
金角湾北岸に沿って伸びる「スヴェトランスカヤ通」は市のメインストリートの一つ。
背後の山は「鷹の巣」と呼ばれ、港を見下ろす展望スポットになっていた。
1992年9月13日撮影
ウラジオストク港波止場

金角湾北西角のポートターミナル(ロシア語でモルスコイ・ヴォグザール、「海駅」)の近くの波止場で、この辺りが港の中心部。シベリア鉄道の終着駅「ウラジオストク駅」にも隣接している。写真はソ連時代の撮影で、市は公式には対外的に開放されていなかった。10年以上経た現在では付近は様変わりしているかも知れない。
1991年8月15日撮影
海軍公園のあたり

金角湾北岸のウラジオストク都心にある海軍公園から見た港。文字通りロシア太平洋艦隊の艦船が連なる。
手前の線路は港への引込み線か。
1992年9月13日撮影
ウラジオストク駅外観

モスクワ・ヤロスラヴリ駅から9288キロ。シベリア鉄道の終点の旅情を誘う駅。
駅は金角湾北西角のポートターミナル「海駅」に隣接している。
1992年9月13日撮影
ウラジオストク駅構内

ポートターミナル「海駅」側から見たウラジオストク駅構内。
1992年9月13日撮影
空母ミンスク

「鷹の巣」と呼ばれる展望台から見た金角湾の湾奥。中央に写る一際大きい艦船は空母「ミンスク」。
1980年代の冷戦時代、「ミンスク」のウラジオストク配備は日本を震え上らせたが、翌92年には、港から姿を消していた。
1991年8月14日撮影

下の写真はすべて 1992年9月13日撮影
    

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