位置 |
隣接する連邦構成体 |
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北西連邦管区 |
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ウラル連邦管区 |
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名称 |
ネネツ自治管区 Ненецкий автономный округ [ニェーニツキー アフタノームヌイ オークルク] |
創設 |
1929年6月15日
創設当初は「ネネツ民族管区」Ненецкий национальный округ、1977年12月7日より現名 |
中心都市 |
ナリヤン=マル市 |
総人口 |
2002年10月9日(国勢調査) 41,546人 |
2008年1月1日 42,019人 |
都市人口 |
2002年10月9日(国勢調査) 26,242人 |
2008年1月1日 27,147人 |
総面積 |
176,810平方キロ |
地理状況 |
ネネツ自治管区はロシア欧北地域北東部、北極海系の白海、バレンツ海およびカラ海に面し東西に細長い。大部分が北極圏に位置する。管区内の地形は概ね低地であり、西部にチマン山脈の北端部、東端のユゴルスキー半島のパイ=ホイ山脈(最高点467m)、西端のカニン半島北部にカニン=カーメニ高地などの起伏があり、ボリシェゼムリスカヤ・ツンドラ、マロゼムリスカヤ・ツンドラの沼沢化した部分がある。
主要河川は中央部にペチョーラ川が流れ、ペチョーラ湾に注ぐ。ヴァシュトキヌィ諸湖、ゴロブナヤ・グバ湖、ウルデュシスコエ湖など小湖沼が多い。
ネネツ自治管区は永久凍土層が広がり、土壌は主にツンドラ―グライ土で、南西部はグライ化ポドゾル土。自治管区領域の4分の3以上がツンドラ地帯であり、コケ・小灌木や地衣類が植生。南部および南西部ではエゾマツや白樺の疎林を伴う森林ツンドラ地帯。 |
主要島嶼 |
コルグエフ島、ヴァイガチ島、マトヴェーエフ島、ドルギー島。 |
気候 |
冷涼な夏季と寒冷で長い冬を伴う亜北極帯気候。
1月の平均気温は南西部で−12度、北東部で−22度。
6月の平均気温は南部で+13度、北部で+6度。
年間降水量は約350mm。 |
資源 |
石油、ガス、泥炭、建築材料。 |
主要産業 |
南隣のコミ共和国から運ばれる木材の製材。石油採掘。燻製、塩漬け、缶詰などの魚肉加工。酪農。馬鈴薯、野菜、飼料用カブの栽培。トナカイの飼育、海洋漁業が伝統的に発達。 |
交通 |
鉄道は通っていない。舗装道路は千平方キロあたり僅か600m。ナリヤン=マル、アーデルマに空港あり。 |
主要港 |
ナリヤン=マル港(ペチョーラ川河口)、アームデルマ港(ユゴルスキー半島北端) |
行政区画 |
2002年10月現在
1自治管区直轄市、地区は設けていない |
2008年1月現在
1自治管区直轄市、地区は設けていない |
市町村数 |
2002年10月現在
3都市(1市2町)、17行政村 |
2008年1月現在
3都市(1市2町)、17行政村 |